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合格祈願だるま秘話

DARUMA

合格祈願だるま秘話

 

私が初めてこのダルマに出会ったのは、ある方のお家です。
可愛いダルマさんがこっちを向いていて、それがなんと!かわいく動く、起き上がり小法師だったのです!
 

医進予備校シナプスと合格祈願だるまの出会い

 
これをみて「この絶対転ばないダルマさん、受験生にあげたい!」と話したところ、その方が、「このダルマさんはね、震災復興のために、多くの人の手で作られたものなのよ。このダルマさんを販売し、その売上で瓦礫撤去のための車を購入したり、物資を買って送ったり、被災地を助けてきたのよ」とお話しくださいました。
 
福島の震災を機に、その後も、九州の洪水震災にも、このダルマが役立ったそうです。
 

合格祈願だるま秘話


ダルマを作り出したのは、東京のとあるお寺さん。そのお寺の住職が、ボランティアの方々を集め、ダルマを四苦八苦しながら、1つずつ手で作っていったそうです。
 
みなさんで試行錯誤しながらで今の形になったとのこと。それをお寺にてご祈祷していただき、被災地のために販売されたそうです。それも、5000個!
 

医進予備校シナプスの合格祈願だるまのご祈祷の様子

 
そんなダルマさんをなんとしても、医学部受験生に届けたい!と思い、お寺にお願いに伺いました。「そういうことでしたら、将来医師や医療従事者になる方々のために、どうぞお使いください」と言ってくださいました。そんな大事な大事なダルマさんの作り方レシピを、私達シナプスのために譲ってくださいました。
 

 
このダルマさんは1つ1つ、手で作ることに意義があり、お顔1つ1つ、全て手で描いております。よくみていただくと分かるように、このダルマさんは、上から色を塗ったりしていません。
 
和紙1枚1枚、シワを伸ばしながら手作業で作っています。そこに意味があるからです。だから、1つ1つに想いがあります。「今日は○○個が、お嫁に行ってしまった」と話している程です。
 

 
私達シナプスも、復興支援のために1つ1つを大切に作られてきたダルマさんと、その想いを受け継ぎ、スタッフ全員で作成しています。1年かかかり、500〜800個を毎年業務の合間に、作っております。
 
ダルマ作成に使う道具は、お寺からお借りしたものです。大切に使わせていただいております。
 
そして、ダルマに入っているお座布団は、震災のためにボランティアの方々が作成された物をお寺から譲っていただいております。
 

合格祈願だるまと医進予備校シナプスの出会い

 
昨年、「このダルマさんを頂いて、医学部に合格した!」という嬉しい知らせを頂きました。
 
スタッフも心を込めて、配布しております。どうぞ、受験生に行き渡りますよう。このような想いが詰まったものですので、受験生のご家族とご本人優先で、だるまたちのお迎えに来ていただけますよう、お願い申し上げます。
 

 
そして、このような大切なダルマさん。私達シナプスのスタッフが、朝早くから配布しております。委託した業者さんにお願いするのではなく、私達の手で、大切なだるまさんを直接、受験生に届けたいからです。
 
なので、五反田TOCだけに限定させて頂いております、申し訳ございません。遠くから足を運んでくださる方に感謝の気持ちでいっぱいです。
 

合格祈願だるまと医進予備校シナプスの出会い

 
うちのスタッフが、朝早くから連日配っておりますが、「ありがとうございます!」と言って下さる言葉が、嬉しいと、、、何よりも作ってよかったと思える、と申しております。ありがとうございます。

私達シナプスも、生徒1人1人を大切に指導し、そして全員を合格させたいと思っております。まるで、ダルマさん作成と同じです。だから、このダルマさんとご縁を頂けたのだと思っております。
 
このご縁を頂けましたこと、お寺関係者の方々、そしてダルマの作り方を教えて下さった方に、、、、そしてこのダルマを配ってくれている仲間に、心より感謝申し上げます。

STORY

だるま制作者談

 

医進予備校シナプスでは、受験生のみなさまが勝負に勝てるよう、合格祈願だるまをお配りしています。私はそのだるまの制作に携わる者です。
 
もともとこのだるまは、東日本大震災の際に私の菩提寺が作り始めただるまでした。復興祈願の祈りを込めて、ボランティアのみなさんと一緒に制作しています。
 
ご住職はいまも災害が起こるたび、さまざまな支援活動を行っている方です。1日も早く平穏な日々が送れるよう、托鉢を行い支援金を募り、自ら被災地で瓦礫の撤去作業や炊き出しのお手伝いをしています。
 

 
ある日、シナプスの高島校長が私の家に来たとき、だるまを見つけて「作り方を教えて欲しい、受験生のために合格だるまをあげたい」との相談を受けました。私は悩みました。復興のためのだるまを企業経営で利用するのはどうなのか。
 
高島校長にだるま制作の由来をお伝えして、返事を保留にしました。まずは菩提寺にお話しするのが筋だと思い、経緯をお伝えすると、ご住職は二つ返事で快く承諾してくださいました。
 

 
当時はコロナが世界的に蔓延した時期。医師が死にものぐるいで患者さんと向き合っている姿が、連日報道で流れていました。その映像を見ていたご住職も、心を痛めていたようです。「1人でも多くの医師をシナプスさんからも送りだしてほしい。そのためにだるまが役立つのなら、どうぞたくさん作ってください」と、暖かいお言葉をいただきました。
 
私はシナプスのスタッフに、制作の手順を一から教えています。ご住職のだるまへ思いがあり、それが願いの輪となって、受験生の合格祈願につながっている。そのことも忘れず、気持ちを込めて作り上げてほしいとお話しています。
 
その願いが実を結んでか? だるま配布が二年目を迎えたとき、合格者が急増しました。ところが皮肉なことに、生徒さんが一斉にシナプスを卒業したことで、経営が苦しくなった時期があったようです。生徒さんの合格はシナプスの願い。とても喜ばしいことなのに、こんなジレンマもあるのだと驚きました。
 
そのことを冗談交じりに高島校長に話したところ、まったく意に介していない様子。「これからもだるまづくりを頑張りましょう。いろんな想いのこもっただるまですし、シナプスにとっても大事なだるまです」と。1人でも多くの医師を送りだすというご住職との約束を胸に、まったくぶれない姿勢。この人になら安心してだるまを任せられると、嬉しく思いました。
 

 
人としての優しさをもっている校長と、その姿勢に共感した講師やスタッフが揃う白金台シナプス予備校。生徒に寄り添った授業ができる学びの場だと私は思います。
 
だるまづくりも3年目。いまでも初心を忘れず、一つひとつ心を込めてだるまを作っています。出来上がっただるまは、スタッフが受験生に激励の言葉とともに手渡ししています。
 
受験生や保護者のみなさまは、ぜひ手にとってみてください。そして気軽に予備校に見学にお越しくださると嬉しいです。
 

医学部・歯学部生の留年対策